こんにちは。雨宮小夜です。

先日、こなか様にプレゼントした二次創作を、せっかくですので、アップします。

久しぶりに百合を書きました。

原作の『花と蝶』という同人作品が大好きなので、それの二次創作です。
本当に、胡蝶と優花という二人のキャラクターが素敵なのですよー。

というわけで、以下、本文です。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。



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胡蝶が首輪を付けたとき



「おはよーさん。ご機嫌よう」
 いつも通りそう挨拶して、胡蝶と優花は部屋に入った。
 同じクラスの女生徒は、ぎょっとしたようにこちらを見た。
 これも、いつも通り。
 でも、ひとつだけ違うのは、今日は首輪をしているのが胡蝶で、リードを手にしているのが、優花だということ。
 胡蝶も優花も気にせず席に着く。
 そして、放課後、またしても教師に呼び出された。
 今度は、前回と違い、優花の方が。
 最終的に優花は教師に「周りに引かれるようにやっているんです」と宣言して職員室を後にした。
 学校の玄関で胡蝶と合流した優花が経緯を手短に話すと、胡蝶がくしゃくしゃと優花の頭を撫でて褒めた。
 優花は嬉しそうに笑った。
 そして、下校しながら――もちろん、リードは優花が持っており、胡蝶の首には首輪が輝いている――二人は、またも笑い合った。
「これで完全に私たち、頭のオカシイ子って認知されたね」
 胡蝶を見詰めて優花が言った。
「そうね。これでもう首輪、要らないね」
 と、胡蝶が頷いた。
「私たちの間にもう誰も入ってこないね」
「そうだね。さて、うちに着いたし、部屋に入ろうか」
 鍵を開けながら胡蝶が提案した。
 二人は胡蝶の部屋に入る。
 そして、扉を閉めると、ぎゅっと抱きしめ合った。
「胡蝶は私だけのものなんだからね」
 と、優花は胡蝶の首輪を触りながらキスをした。
 胡蝶はニッコリ笑って、
「優花も私だけのものよ」
 と、言って、キスを深くした。
 二人の時間はこれからだった。


ende.


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